お客さんに好かれる方法
単純接触効果とは、アメリカの心理学者であるロバート・ザイオンスにより発表された効果で、ザイオンス効果とも呼ばれているものです。
人間は、コミュニケーションの回数や頻度が多ければ多いほど親密になり、好意を持つという心理効果です。
会ったり、話たり、メールしたり、電話すればするほど、さらには、一緒にご飯を食べたり、共有体験を持つほどに、より親密になり、深い関係になり、好意を持ってもらえるようになります。
会ったり、コミュニケーションを取ったりするたびに、脳や潜在意識に記憶され、刻印されるからなんですね。
そして、「この人は危害を加えてこないから大丈夫みたいだ」という認識が心理に生まれて、少しずつ警戒を解いていくのです。
ちょうど毎朝あってあいさつする近所の人みたいなもんで、会わないとカゼひいたかな?と名前も知らなくても心配になりますよね。
これを踏まえて集客の話しです。
大手さんならド~ンとTVのコマーシャルもいいでしょうが、小さな会社は資金もなく厳しいです。そこで思うのが「うちでもできる少額マーケティング」です。
大まかな方法としてブログをつかうか、DMやFAX、メルマガがやりやすいです。起業して間もないか?既に商売しているか?で見込み客やお客さんリストがあるかで変わります。
リストがなくても業種によってはチラシもできますね。先に予算を決めて余裕のある計画の中で規模と結果を測定しましょう。
ブログはしていますか?インターネット販売ができる商品でしたら是非おこなってください。スマホを使っていれば実感できているでしょうが、ネットの世界は底なしです。自分の扱う商品を検索してみてください。山ほど出てきます。
でも、そこであなたの商品が売れればうれしいですよね。なら、始めましょうすぐにです。底なし市場のインターネットですから効果が出るには半年はかかります。
今日のポイント
マーケティングの方法はターゲットによってかわってくる。
TVコマーシャルの様なマーケティングの方法をマスマーケティングといいます。
戦略的には多くのお客さんに対し多額のコストをかけて行う方法です。
お客さんの市場の年齢や性別、地域や生活感、収入や職種、既婚か未婚、子持ちか親との同居などパーソナルな属性にかかわらず一斉に狙いますので、新発売など皆が欲しくなるタイミングが必要です。
1970年以降の第二次世界大戦後、高度経済成長期の大量生産時代にもてはやされた手法です。
メリットは大量生産でき生産から販売までのコストダウンです。初期投資が必要で大手の手法ともいえます。現在では日用品や食料品、消耗品など一般の人が多く使う商品を中心に行います。
セグメントマーケティングとは
不特定多数をターゲットにするのではなく絞り込んだマーケティング法です。属性だけでなく習慣や心理の要素を大切にします。一般的には中小企業など小規模経営ではこちらの方法がいいと思います。
マーケティングの手法とツールを選ぶ際には検討し成功させてください。
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