SWOT分析を原則無視で行うと意味がありません。特に外部要因は世界中の変化もある訳です。終わりがないくらい多種多様に存在します。
ホームページの制作や会社の流れを考える際に利用できます。
今日のポイント
直接的な3Cを導くためにSWOTは整理するのに使える。
そこで、抽出するかしないかは「あなたの商品に関係や影響があるのか?」です。だってあなたの会社に何も関係ない項目を分析しても無駄ですよね。
SWOT分析を適当に行うと時間の無駄でしかありません。
では、何を外部要因として分析すればよいかというと、
顧客
競合
の2つに影響を与える要因です。顧客にも競合にも全く影響を与えない外部要因は、分析しても意味がありません。
あなたの会社に変化がなく お客さんが変わらなければ依然として昔のままですし、競合も変わらなければ、双方の関係に変化はありません。これもホームページなどを制作する場合の指標と流れになります。
つまり、分析すべき外部要因の機会は「顧客」で脅威とは「競合」です。強みと弱みは「自社」のことです。
つまりSWOTで分析すべき内容は、
顧客(Customer)
競合(Competitor)
自社(Company)
の3つになります。Customer, Competitor,Companyの3Cと同じになりますね。つまり、わざわざ「SWOT分析」をしなくても、3Cの3つの要素をきっちり分析すれば十分なのです。
更に3Cを強力にする為には?
Company(自社)を「差別化」と「独自資源」の2つに分ける
「メッセージ」というチェックポイントを加える
事です。では、「SWOT分析」は全く無駄なのかになりますが、実は、問題の根本を抜き出すので第三者への説明にはもってこいです。
商品や事業などの企画プレゼンには最適です。ホームページ制作時の根回しの流れとできます。
SWOT分析は原理はシンプルなのですが、戦略フレームワークの中でもっとも使いこなすのが難しいでのです。
なぜなら、4つの欄を埋める時点で、その人の経営の知識・スキル・センスが即反映されてしまうからです。
注意点は
商品・顧客・競合を明確にする。
競合などパターンが複数発生する時はそれぞれ分析する。
TOWSの順番で行いクロスSWOTまでする。
しっかり取り組んでください。
例題として自己分析を以下に示します。
強み
話しのポイント掴む
健康
システムスキル
改善プロセス知見
話す垣根なし
文書力
環境適応とシステム化
プレゼン
コツコツ
アイディア力
勉強好き
弱み
起業経験
金
へたれ
心因ブレーキ
目が 悪い
つかれている
予定べた
機会
年齢
地域力不足
ブログ発信は職人的
不安解決の方法論理に期待
フリーランス増加
Ai
地域おこし活性化
創業世代の交代
高齢者増
脅威
海外からの優秀な人材の流入
日本のモノづくり不安
テクノロジがビジネスの要因と誘導する
人工知能の参入
高齢化して産業が縮小する
優先順位付け(Priority Rating)を行う
クロスSWOTで出したそれぞれをイメージしてどの順番におこなうかを決めます。優先順位をつけずに自分の「好きなもの」や「やりやすいもの」で進めてしまうと、達成しても効果の少ない成果が出ない結論に陥ります。
結果的に時間の無駄遣いになります。その一方で効果が大きくてもコストがかかり過ぎれば実現できないので夢物語でおわります。優先順位はコストパフォーマンスできめます。
コストとは?
コストにもいろいろ種類があって数えきれません。大きく3つにするとランニングコスト、イニシャルコスト、ライフサイクルコストになります。
ランニングコストとは、一般では「そのものを使用するためにかかる費用」です。その中には管理費や保守費用なども含まれます。
イニシャルコストは、購入費など初期投資費です。おおくの場合でイニシャルコストとランニングコストを考えて製品や商品であれば買い替えや変更、代替えなどを検討します。
ライフサイクルコスト(LCC)はまさに先ほど説明した、ランニングコストとイニシャルコストの足し合わせです。これは商品であれば購入から廃棄するまでの総合コストです。
購入費が高くともランニングコストが安いものと、反対に購入するのが安いものでも使い続けるのにコストがかかるものがあります。
世の中に存在する多くのものは、両方のものが存在しており良い部分を目立たせて商売します。これもSWOTであり3Cなのです。
ホームページなどでは運営のための会社選びや制作費などもこれらの算出は役立ちます。個人ホームページやブログなど自分で作成してレンタルサーバーを借りる方法もあり2つの流れが大抵のようです。
まとめ
マーケティングにはSWOTや3C分析が不可欠です。コストを抑え売れる道筋ができる安心を得る為の手法です。
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