ある日、あるところに、3人家族の主婦Aさんがいました。
だんなさんは通勤1時間のところにある大手○○物産に務める前途有望な課長さんで年齢は37歳、奥さんのAさんはようやく子供が保育園に行くことが決まり、今年の春からパートで以前勤めていた会社に復帰しました。

今日のポイント
キャッチコピーは本文を読んでもらうための仕組みです。読み終わって行動してもらうには記憶が必要です。
その主婦のAさんは魚が食べたいと思っていました。原因はわかってました。
昨夜の番組で釣りあげたばかりの魚を料理する放送を見たからです。
コメンテーターのうまそうな顔が忘れられず「おいしい」の声が今も耳に残っています。
仕事を終えてようやく夕飯のしたくです。渋滞で駐車場に入るのにも手間取りやっと店に入りました。
店内を見回すと肉のコーナーでは店員さんが「肉はどうですか?特売で~す!」と売り込んでいます。
言われるまま見てみると結構安めで新鮮そうな肉が目に入ります。
「それで、肉もいいかな?」と思い始めます・・・
まさにサイトに立ち寄る人達の心境はこんな感じです。
サイトのキャッチコピーに 魚 の文字があればAさんは続きを読みます。そのキャッチに売る魚の「いいとこ」「すごいとこ」など他では手に入らないことが伝えられれば、なお釘付けになり購入の確率は飛躍的に向上します。
キャッチコピーの目的は続きの本文を読ませること!そして、お客さんの悩みを知り解決策を伝え私がそれをやりますを約束する本文につなげます。あなたの大切なお客さん一人に向けて、続きを書いてください。
こんな方法もあります。「○○A子さん」あなたにお話があります。これです!
あなたの大切なお客さん一人に向けて、続きの本文を書いてください。
「Aさん、あなたはこんなことで悩んでいますよね?」でももう安心ですよ、これが解決策です!
私がそれを解決してあげることができます。
これが、お客さんを集める強力キャッチコピーから本文に引き込む基本です。
キャッチコピーの考え方
あなたの商品の特徴や他とは違うところなどを箇条書きに抜き出して組み合わせる方法があります。
価格
希少性
場所
歴史
ランキング など
がポイントになります。ですが、いいとこばかりの宣伝は信用されません。
裏付けがない(理由やデータ)がないものなどもダメでしょう。
記憶について
人間は生活すれば多くの事象や現象を経験します。そのたびに人は記憶に都度書き込みを行いながら生きてゆきます。
しかし、その記憶はわずか30分で40%ぐらい失われ、1日後には70%近く忘れてしまうものです。もっともそれくらい忘れないと頭がパンクしてしまいますね。
記憶を忘れないようにするには、作業などの行動と経験を同時にすることです。多くの人が経験したことのある「暗記するときは書いて覚える」もこれにあたりうなずける話しです。
そこに「もっと強烈に記憶する」と考えると、その人がその経験中に「感情がうごいたか?」が必要になります。セールスや集客の場面ではお客さんの目線を忘れないことが効果を得るために有効でした。
たとえば、ためになるブログを読んで「なるほど、わかった!」の場面があれば記憶として残りやすいことになりますね。
これを実現するには、うわべの説明でなくブログなどを読んでくれている人が知りたいとこを想定して、書き起こす必要があるわけです。
サイトもセールスレターもブログも「なぜ、書く必要があるのか?」「だれに向けて書くのか?」があって「読んだ人にどうしてもらいたいのか?」がなければなりません。
自分なりのプロセスを考え設計して仕組みとすることをお勧めします。
まとめ
読んだ人に即、行動してもらうにはやり方を示すだけでいいです。「いますぐ○○してください」そして躊躇がわかないようなカンタンな方法を提示してください。さもないと「面倒なのでやめた」になってしまいあなたの希望は叶いません。
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